小・中学生クラス

葉山シュタイナー子どもの家 小・中学生クラス

「オイリュトミーと音楽」「手しごと」を学ぶクラスです。
これらは、シュタイナー教育の中でもとりわけ重要な、芸術科目です。
それぞれの学年において、その時期の心身の
発達にふさわしい芸術体験をすることは、
子どもたちの心身がすこやかに成長する大きな支えとなります。

美しい言葉、音、リズム。
色、形、手ざわり。
それらと、ゆっくり、じっくりと向き合うことを大切にしています。

小学1年生から中学3年生まで、
シュタイナー園を卒園した子だけでなく、
小学生や中学生で初めてシュタイナー教育に出会った子も、
週末のこのクラスで、いきいきと学んでいます。

【オイリュトミーと音楽】

◉オイリュトミーとは

オイリュトミーとは、ルドルフ・シュタイナーによって新しく創造された、
運動を主体とする芸術です。
オイリュトミー(Eurythmy)という言葉には「美しいリズム」という
意味があり、子どもの形成力を高める運動芸術ともいわれています。
当クラスでは、特に子どもの健康に留意する「療法的オイリュトミー」の
観点を取り入れて授業をおこなっています。

◉使用する楽器について
◎ライアー
ハープに似た楽器で、心に響く優しい音色をもっています。
低学年では、5度の音階(レミソラシ)を使います。どう弾いても
不協和音にならないこの音階のメロディーが、子どもの意識にとって
快適で心地よく響く、とシュタイナーは考えました。
学年が上がると全音階(ドレミファソラシド)を使うようになります。

◎木製リコーダー(コロイフルート)
まるで呼吸をするように自然に吹くことができる木製の笛です。
ほのかな木の香り、唇に触れるやわらかな感触が気持ちよく、
音色はあたたかく響います。

◎打楽器
トライアングル、ゴング、フィンガーシンバルなど、
様々な打楽器を使って、リズムと響きを体験し、
「耳をすませる」ことに親しみます。

【手しごと】

羊毛、毛糸、綿糸などを使って、編み物や刺繍をします。
1年生の最初の授業では、手ざわりやにおい、お湯のあたたかさを感じながら
原毛を洗うことからはじめます。
その羊毛を糸やフェルトにしたり、さまざまな身近なものを作ります。
マフラー、かばん、鍋つかみなど……
自分の手が作り出すものが、生活の中で役立つこと。
それは子どもたちにとって大きな喜びであり、自信になります。
また、ひとつひとつ積み上げていくこと、
間違ったら戻ってしっかりやり直すことは、
やがて芽生えてくる「思考」の土台となる「意志」を育てていきます。



【講師プロフィール】

*猿谷利加(オイリュトミーと音楽)
オイリュトメウム・エレナ・ツコリ(スイス・ドルナッハ)卒業。
ライアーをヨアネス・ベルクスマに学ぶ。
トーマスハウス治療教育幼稚園(ベルリン)勤務。
2012年、スイスのゲーテアヌムにてオイリュトミー療法士資格取得。
現在、横浜シュタイナー学園オイリュトミー専科教員、
うみのこびとをはじめ神奈川県内のシュタイナー園オイリュトミー教師、
子どもから大人までのオイリュトミーおよびライアーの指導を行う。

*青木蘭(音楽)
長野県小諸高等学校 音楽科ピアノ専攻卒業。
フェリス女学院大学 音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
中学校教諭一種免許、高等学校教諭一種免許を取得。
ウィーン国立音楽大学でのセミナーにてディプロマを取得。
長野県新人演奏会、松本新人演奏会に出演。
2010年横浜にてデュオリサイタルを開催。
2012年~2014年人智学的音楽療法及び音楽教育をアウディオペーデにて学ぶ。現在、らんピアノ教室 in長野を主催。横浜シュタイナー学園にて講師、
小・中学生クラスにてオイリュトミーピアニスト兼、音楽講師を勤める。
これまでに、柳沢アキ子、樽田千草、深沢雅美、小澤英世、田村安佐子の
各氏にピアノを師事。

*山下りか(手しごと)
1985年よりスタイリストとして雑誌『オリーブ』に携わる。
1990年渡米。結婚、出産をし、子育ての中でシュタイナー教育に出会う。
シュタイナー教育教員養成講座受講、
アウディオペーデ療法的音楽教育講座修了。
現在は、手しごと講師、ライアリスタ(ライアー演奏家)として活動。
うみのこびとにて小中学生手しごとクラス教師、
アウディオペーデにて講師、ライアー指導者などを務める。
著書『季節の手づくり夏と秋』『季節の手づくり冬と春』(精巧堂出版)。

【対象】小学1年生〜中学3年生

【会場】葉山シュタイナー子どもの家 うみのこびと(葉山町堀内878-3)

【入会窓口/各種問い合わせ】
admin@uminokobito.com
080-3523-3582(上田)