私たちは、こどもたちを含めた周囲の人たちとの関係性のなかで、成長を続けています。そしてそのあり方は、子供たちの生き方にも反映してゆきます。しかし、時に人間関係において自分と他者との違いに戸惑ったり、場合によってはあらゆる感情に支配されて困難をおぼえたりすることもあるかもしれません。また、その過程で自分の傾向が見えてくることも。生きてゆく中で大きな課題である、自分自身とこどもや夫婦関係をも含めた他者との関わりやその意味について学ぶことは、この先の人生において大きな収穫となることと思います。
このたび、ニュージーランドで乳幼児のためのシュタイナー保育所を設立、実践しておられるバーナデット・ライチェルさんが来日されます。
バーナデットさんは、この子育ての難しい時代に、家庭と子供たちのニーズに合わせた形を模索し、乳幼児のために、そしてそのこどもたちとともに歩む大人のために、力をつくしておられます。
今回、遠方より逗子まで足をはこんでいただき、バーナデットさんから直接お話を聞く機会を得ることができました。またとないチャンスですので、ぜひご参加ください。
日時:2013年11月5日(火)10-12時
場所:逗子市盧花記念公園第一休憩所
料金:会員1200円、非会員1800円
問い合わせ先:kouza@uminokobito.com FAX: 046-876-3902
講師:バーナデット・ライチェルさん
バーナデット・ライチェルさん (Bernadette Raichle) プロフィール
シュタイナー幼稚園の教師を12年間つとめた後、ニュージーランド・ハブロックノースでアフィナ昼間乳幼児保育幼稚園を設立。以後17年、0歳からのシュタイナー教育を実践している。世界各地での講演や養成コースでの講演を実施、世界中から研修生を受け入れている。著書に『乳幼児のためのシュタイナー保育 〜からだ、心、精神のための「おうち」づくり〜』(入間カイ/訳 水声社2009年)